大阪で『レトロ建築物件』の「店舗」や「事務所」を探す方法とは?
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2024年05月06日現在
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店舗選びのここが重要!店舗の立地編
店舗を借りる時に重要なポイントの1つは「店舗の立地」です。 その中でも今回は、人が自然と集まりやすい駅前にある店舗と、人通りが少なく車の往来が多い場所・駅から離れた郊外にある店舗の違いをご紹介します。
「駅前店舗」と「郊外店舗」の違い
自然に人が集まる駅前にある「駅前店舗」と人通りが少なく車の往来が多い国道沿いなど、駅から離れた郊外にある「郊外店舗」では客層やアプローチ方法に違いが出てきます。
駅前店舗
「駅前店舗」は交通の便が良く、多くの来店客が見込めるため、賃料は高めに設定されていることが多くなります。集客性に優れていますがその分賃料が高いことが多いため、賃料に見合う売り上げが見込めるかをしっかりと吟味すること大切です。
商業地域や近隣商業地域であることが多いため、多くの商業施設が存在するエリアであり、業種によっては、競合店舗が出る可能性も高くなります。ビル内のテナント物件が多いため、広さや大きさを求めるのは難しくなります。
ターゲットとなる顧客は、基本的に駅の利用者と近隣の居住者だメインになります。駅の利用者が多いため、さまざまな年齢層やライフスタイルの人々が利用することがあります。徒歩によるひとり客や社会人・学生のグループなどが多いことも想定され、酒類を提供するお店にも向いています。
また集客の面では、通行者への直接的なマーケティングや看板広告が効果的です。周囲に商業施設やオフィス、住宅などが集中しているため、周辺環境との連携が重要になってきます。
メリット | デメリット |
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⚫︎ 駅の利用者の目につきやすいため、客を呼び込みやすい ⚫︎ 利便性が高く集客が見込める ⚫︎ 単独客や少人数の顧客に強い | ⚫︎ 面積が狭いことが多い ⚫︎ 店舗が密集しているため、同業との競争率が高い ⚫︎ 賃料が高めに設定されている |
郊外店舗
「郊外店舗」は、駅前店舗と比べると、賃料は安めに設定されていることが多いです。駅から離れた郊外や国道沿いの店舗は、競合が少ないことがありますが、需要も限定的になりがちです。需要の特性や顧客の嗜好を考慮して、適切な商品やサービスを提供する必要があります。
また、大型もしくは面積が広めの物件でも見つかりやすい点もポイントです。
ターゲットとなる顧客は、車を使って来店する人が多くなります。車でのアクセスが主な手段となるため、駐車場の提供や車へのアクセスを容易にする工夫が求められます。車での来店を考えると、酒類の提供には注意しなければいけません。
車での家族連れがターゲットとして想定されるので、飲食店の場合は、駅前店舗の比べてゆったりとした空間と座席が必要になるでしょう。
また集客の面では、地元の広告やチラシ、デジタルマーケティングなどを活用することが重要です。顧客との関係構築や口コミの活用も効果的な手段となります。近隣の住民や地域のコミュニティとの関係を重視することが求められます。
メリット | デメリット |
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⚫︎ 車での来店が多くなるため、滞在時間が長い ⚫︎ 駅前よりも賃料が安いことが多く、面積も広いことが多い ⚫︎ 家族連れなど大人数に強い | ⚫︎ 目につきにくいため、看板や広告などでの集客が重要 ⚫︎ 車がない層にはアプローチしにくい |
今回は、店舗を借りる時に重要なポイントの1つである「店舗の立地」についてご紹介しました。
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